
ホームページのチャットボットを検討するときは、料金の質問に答えるだけでなく、言い換えや個別の相談にどう対応するかも確かめたいところです。
そこで、En-So Bloomの「HPおまかせ管理屋」サービスページにある公開チャットへ、5種類の質問を入力しました。答えが表示されたかに加え、質問の意図に合っているか、確定できないことを断定していないかを確認します。
この記事は2026年10月10日に確認した当該チャットの挙動の記録です。内部の回答方式や使用モデルの検証はしていません。AIチャットボット全般の性能や、当社のすべての導入プランに共通する結果を示すものではありません。
今回の検証条件
- 対象:HPおまかせ管理屋の公開ページのチャット
- 操作:「自由に質問する」欄へ入力し、各質問の間は「別の質問をする」で初期画面に戻す
- 回数:5種類の質問を、それぞれ1回入力
- 確認基準:同ページの料金・対応範囲・FAQと、質問の意図
- 未実施:個人情報の入力、相談フォームの送信、複数回の再現性・速度の計測
少数の質問を1回ずつ確認した記録なので、正答率や問い合わせ削減率は算出していません。設定・登録情報の更新によって、その後の回答は変わる可能性があります。
5つの質問で分かったこと
1.掲載済みの料金内容を聞く
入力:月額9,800円に何が含まれますか?
表示された回答:月額9,800円、軽微更新月5枠、基本保守、月1回の確認・改善提案、FAQ・お役立ち記事月1本を案内。月5枠を超える更新や新規ページ追加などは事前案内すると回答しました。
確認:掲載されている主な内容を短く案内できました。一方で、1枠の数え方や対象サイトなどの詳細条件は、この回答だけでは分かりません。契約の判断にはサービスページや担当者への確認が必要です。
2.対応対象を別の言い方で聞く
入力:他社が作ったサイトでもお願いできますか?
表示された回答:相談内容によって対応範囲が変わるため、ホームページURLと気になる内容を無料HP確認から知らせるよう案内。管理情報を入力しないよう注意も表示されました。
確認:無料相談への案内は表示されましたが、この質問には、FAQにある「他社制作も内容を確認のうえ対応できる」という説明を直接返しませんでした。掲載済みのFAQがあっても、言い換えた質問に同じ内容で答えるとは限りません。
3.個別サイトの修正費を聞く
入力:私のサイトの修正費はいくらになりますか?
表示された回答:質問1と同じく、月額9,800円と主なサービス内容、範囲を超える更新等は事前案内するという説明が表示されました。
確認:架空の個別見積りを出してはいません。ただし、サイトも作業内容も確認していないため、この回答を個別の修正費の確定と受け取ってはいけません。「個別の費用は対象サイトと作業内容を確認してご案内します」と、先に伝える回答が改善候補です。
4.対応時期を聞く
入力:明日から対応できますか?
表示された回答:WordPress・STUDIO・Wix等の一般的な会社・店舗サイトが対象で、他社制作も内容確認のうえ対応できること、EC等は月額内の対象外という説明が表示されました。
確認:対象サイトの説明はありますが、開始時期への回答にはなっていませんでした。「いつから始められるか」は管理権限・素材・作業量・担当状況の確認が必要です。時期を尋ねる質問と、対象サイトを尋ねる質問を区別できるかを確認する必要があります。
5.サービスの範囲外を含む相談を聞く
入力:サイト管理以外の相談にも答えてもらえますか?
表示された回答:質問2と同様に、URLと気になる内容を無料HP確認から知らせるよう案内しました。
確認:確認窓口へ進む案内はありました。一方で、管理以外のどの内容まで相談できるかは、この回答だけでは確定できません。相談の種類に応じて担当者へつなぎ、チャット内で対応範囲を広げて約束しないことが必要です。
導入前は「登録した質問」以外も試す
質問1のように、料金と内容が短くまとまる回答は便利です。しかし、質問2・4のように、言い回しや意図によっては欲しい情報が返らない場合もあります。導入確認では、登録文をそのまま入力するだけで終わらせないようにします。
| 試す質問 | 確認したいこと |
|---|---|
| 基本の質問 | 料金や営業時間など、公開済みの情報と一致するか |
| 言い換えた質問 | 「他社制作」「別の会社が作ったHP」などを同じ相談として扱えるか |
| 情報が足りない質問 | 個別見積りを断定せず、必要な確認内容を伝えるか |
| 最新状況が必要な質問 | 空き状況や開始日を、未確認のまま確約しないか |
| 範囲外の質問 | 分からない内容を作らず、適切な窓口へ案内するか |
改善するときは、質問と回答をセットで残す
記録には、日時・入力した質問・返った回答・期待する案内・改善後の再確認結果を残します。「変な回答だった」という感想だけでは、何を直すべきか共有しにくいためです。
今回なら、言い換えへの回答、個別見積りと月額料金の区別、対応時期の質問の扱いが改善候補です。これらは検証で見つかった候補であり、本記事の公開時点で修正済みとするものではありません。変更後は同じ質問と近い言い回しの両方で再確認します。
回答できない場合の案内も品質の一部です。「確認が必要です」と伝えるだけでなく、どこへ、何を伝えればよいかが分かると、利用者は次へ進みやすくなります。パスワードやカード情報などをチャットへ入力させない案内も確認します。
自社のチャットボットに置き換えて確認する
まずは実際によく聞かれる質問を5〜10件集め、それぞれを短い表現・会話調・情報が不足した表現でも試してみてください。質問の種類を広げると、回答できる範囲と担当者へ引き継ぐ範囲を整理できます。
登録内容を考える際はチャットボットに登録したいよくある質問10選、方式を選ぶ際はFAQ型とAIチャットボットの違いも参考になります。
En-So Bloomでは、質問の整理や対応範囲、相談先までを含めて導入を検討できます。チャットボット導入ナビを見る
確認日:2026年10月10日。回答の記載は実際の表示を要約したものです。アイキャッチのスマートフォン画面は説明用イメージです。結果は当該チャットを各質問1回ずつ確認した範囲に限ります。
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まず、ここから見直してみてください
自社の公開チャットにも、料金・対象・依頼方法・範囲外の質問・曖昧な質問を試してください。正答だけでなく、答えられないときに人へ案内できるかも確認しましょう。
自社に合うチャット導線を確認したい方へ
よくある質問で足りるか、自由入力AIが必要かを整理します。各プランの回答範囲と、設置・改善の対応内容をサービスページでご確認ください。


